MG治療を行ううえでの相談先

相談先

MG治療を行ううえでの相談先1-3)

病気がもたらす生活への影響や、治療にかかる費用などについての、
さまざまな疑問や不安に答えてくれる相談先をご紹介します。

MGの病状や治療による身体的、経済的、
社会的、心理的な影響は、
MG治療を継続するうえでの大きな課題です。
患者さんご本人が感じる「困りごと」を
相談することは、安定した生活の実現に
とても重要です。

主治医の先生

支援制度の申請には、主治医の先生の診断書を必要とすることが多く、それらの書類は就労の際にも必須です。
日常生活での不便さ、就労に関する疑問や不安については、まず主治医の先生に相談をしてみましょう。

医療ソーシャルワーカー(MSW)

病院、診療所などの保険医療機関に所属する福祉の専門家です。
患者さんご本人やご家族に対して、経済的・心理的・社会的な相談に応じたり、関係機関との調整を図ったりして、患者さんが自立した生活を送ることができるよう支援します。

  • 社会復帰援助

    • 復職の支援
    • 退院後に生じる心理的、社会的問題の
      解消 など
  • 退院援助

    • 退院後の生活と治療の両立を支援
    • 転院先との調整 など
  • 経済的問題の解決援助

    • 適した支援制度の紹介
  • 心理・社会的問題の解決援助

    • 治療を続けるうえでの不安や悩みの解消
    • ご家族や職場での人間関係の調整 など
  • 受診・受療援助

    • 患者さんと主治医との関係性の維持 など
MSWによる支援

日本医療ソーシャルワーカー協会. 医療ソーシャルワーカー業務指針. より作図

難病診療連携
コーディネーター

都道府県の難病診療拠点病院などに所属し、MGなどの難病患者さんやご家族が望む療養・生活ができるよう調整を行います。患者さんの状態に応じた診療の調整、身近な医療機関への相談・調整をはじめ、必要に応じて、保健所などの関係機関への紹介や支援要請を行います。

お住まいの地域の保健所、
役所など

各支援制度に関しては、お住まいの地域の申請条件や支援内容を確認しましょう。
その際、必要な書類、診断書を発行できる医師のいる施設、申請窓口、受けられる支援の具体的な内容なども確認しておきましょう。

ハローワーク
(公共職業安定所)

ハローワークに配置された「難病患者就職サポーター」は、難病相談支援センターと連携し、就職を希望する難病の方に対して、現在の症状、病気の特性を踏まえたきめ細やかな就労支援や、在職中に難病を発症した方への雇用継続などの支援を行っています。

MG患者さんをサポートする
支援の輪(イメージ)

MG患者さんへの支援の輪は広がっています。

参考

  • 1)日本医療ソーシャルワーカー協会. 医療ソーシャルワーカー業務指針.
  • 2)難病情報センター. https://www.nanbyou.or.jp/ (2023年9月現在)
  • 3)ハローワークインターネットサービス. (https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html) (2023年9月現在)

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